国立シンガポール中央病院( Singapore general hospital) この病院ではThe Human Organ Transplant Act (HOTA) というプラグラムがあります。死後臓器の提供を希望している方(生体での臓器の提供もある)がHOTAに登録しています。またHOTAに登録することで登録者自身も移植を受ける立場なった時に優先的に臓器を提供してもらえるという仕組みになっています。1987年には年に5人の脳死ドナー提供でしたが、2004年〜2007年の間に148人の患者さんがこのプラグラムを利用して各種の臓器移植を受けており、臓器の提供は近年増える傾向にあります。※シンガポールは近代的都市で物価水準も東京と同等レベルでした。
上海中山病院(復旦大学付属中山医院)
1936年開設:ベッド数1080床の総合病院です。各種(腎臓・肝臓・肺・心臓)移植の実績に於いて中国トップクラスであることを世界中の外科医が認めている最先端の医療機関です。中国で移植を受けられた日本人の半数以上の方が、この上海中山医院で手術を受けられています。※現地日系企業の多くが駐在員及びご家族の病気や怪我などの救急病院として指定されています。
アポロホスピタル(Apollo Hospitals)
インド国内外に53病院、100クリニック、病床総数8,500床、専門医4,000名を擁するアジア最大規模の株式会社形態の病院グループです。(2011年4月現在)
世界的に見てインド人医師の水準は高く、外国で活躍するインド人医師の数は 6万人に上っています。英国では外科医の40%がインド人医師で占められており、米国においても 10%超える外科医がインド出身者です。 近年では移植希望者が欧米からインドに来られて移植手術を受けています。 ※私どもが現地視察をした際にも米国から心臓移植を希望される患者(男性)の方が見えられていました。(2012年11月)
|