医療関係者の方々へ
ご家族へ

大きな地図で見る
邦人2名海外にて死亡の続報 2021年08月30日

昨年12月4日ブルガリアにて肝移植を実施した患者とその家族から救援の電話が入りました。

患者はICUにて救命処置を受けていましたが極めて厳しい状況でした。
私どもNPOを支援する消化器外科医(肝臓移植)と協力して患者の救命方法を現地外科医・ICU担当医・父親とリモートによるグーループ会話にて検討いたしました。
※仲介業者は帰国しており不在で、患者とその家族が現地に残されていました。

医学的説明は長文となるので割愛しますが、本件の左葉肝移植は両親が体格の小さい子供に移植する場合の施術方法です。(患者は180センチ・85Kg)正式名は『自己肝臓温存同所性部分生体肝移植』です。成人同士では考えられない移植術が実施されました。(再移植が必要)
※外科医(現地)の説明では「ドナーの肝臓バランス(左葉と右葉)が悪く、大きな右葉を摘出するとドナーが死亡する恐れがあった」この場合、ドナー不適応にて肝移植は中止します。しかし、強引に進められました。

私どもは米国またはドイツへの緊急搬送を提案しましたが、様態が悪化し実行されることなく1月28日早朝42歳の若さで帰らぬ人となりました。

仲介業者は患者をICUへ置いて、別の移植患者を同行し日本へ向かいましたが、奇しくも到着した12月8日羽田空港内で、こちらも亡くなられました。(後日、知りました)双方ともに医学常的識を逸した強引な移植術にて命を落とさています。

本来、命を守るべき立場にある筈の仲介業者は患者を残し現地を離れており、頼るべき人間が誰もいなく、私どもへ問い合わせてきた次第ですが、命を助けることは、かなわず断腸の思いです。

患者側が事前に十分リサーチ(業者と病院実績)していれば回避できた事案でもあります。この仲介業者(東京)と関連団体はネット上から消えていますが、名称を変更して再活動も予想されます。
患者側は病院のHPにて医療レベルを確認することは最も大切です。
※本件はすでに、私どもHP難病患者支援の会リンクはこちら 4月7日付にて情報開示しています。

令和3年8月30日   現地サポートチーム



copyright(c)the association for patients of intractable diseases all right reserved.
住所:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜901a