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海外ドナー登録の概要 2022年03月19日

国内にてドナー待機しても97%の方が自分の順番が来る前に命を落とされてしまう現実があります。

肝臓移植の場合、諸外国では病状がChild-Pugh分類 B(スコア7点以上)達すると移植手術が積極的に実施されます。

対して、圧倒的にドナーの少ない日本では分類C(スコア10点以上)に達しないとドナー待機リストの登録すら、許されないのが我が国の現況です。

従って日本で脳死移植が受けられる患者は余命わずかな、末期の肝不全・心不全・肺不全の方に限られてしまいます。
腎臓なら透析15年以上の方が中心です。なので、大方は順番が来る前に亡くなられてしまいます。

それに対して海外の医療機関を訪問し、待機リストへ登録すれば諸条件(※1)により1ヶ月~最長12カ月前後にて各種臓器の移植手術が受けられます。

医学的にも基礎体力を喪失した末期の病状よりも、早期に臓器移植を実施した方がリスクは低減し、予後の回復も早いです。

肝移植を例にすると海外で実施する全肝移植(死体移植)の場合、術後2カ月もすれば18ホールを回る迄に体力を回復される方は少なからずいます。

対して、親族間の生体肝移植の場合、移植した肝臓が大きく育つまで3ヶ月以上、入退院を繰り返す事例も珍しくありません。

待機リストに登録できる臓器は以下となります。
腎臓・肝臓・心臓・肺です。膵臓に関しては要相談。

渡航費用に付いて

手術・入院費・滞在費・渡航費等の諸経費に加えて脳死判定並びドナー搬送に関する費用及び当該医療機関へ研究開発費等の寄付金が必要となります。詳しくは諸条件を記載した「渡航ガイドブック」を参照ください。

相談→渡航→帰国までのプロセス

①先ずは電話もしくはメールにて相談

②面接にて詳細の説明・渡航ガイドブック配布
直近の血液検査結果・お薬手帳・診療情報(カルテ)ございましたら持参ください。

③主任外科医(海外の移植医)との問診並び質疑応答
リモートによりNPOスタッフがグループ会話により医療通訳(英語・ロシア語・中国語)します。質問等はあらかじめメモなどして、ご用意ください。

④必要に応じてNPO提携医師の診察・診療を受けて頂き、海外医療機関へ紹介状を作成して頂きます。

⑤ドナー登録を希望される方は現地にて移植の適応検査(約1週間)を受けます。検査後に外科部長より移植の可否・プロトコール(移植の手順)並びリスク説明を受けます。

⑥現地、移植コーディネーターよりドナー出処(待機期間)に関する説明を受けます。現地待機と日本待機の二通りがございます(※2)

⑦帰国者は順番が上位となりましたら現地へ戻ります。1~3週間前に連絡が入ります。

⑧患者様の病状により近隣のホテルもしくは病院内のゲストルーム(家族も滞在できます。キッチン・洗濯機など設備付き)に滞在します。NPOスタッフも患者様と付き添い、ホテルもしくはゲストルームに宿泊いたします。

⑨ドナー出処の知らせが届きましたら、一切の飲食を控えます。
歯を磨き、髪は洗髪し、全身を入念に洗い、清潔にします。
1~4時間後に手術室へ入ります。

⑩術後はICU(3~5日)病棟へ移動します。回復センターでは日本から搬入した歩行器などを利用し、積極的にリハビリしていただきます。

⑪主治医から退院許可が得られましたら帰国となります。
帰国は通常、腎臓:術後1~3週間・肝臓:3~5週間・心臓:3~5週間
肺:4~6週間となります。

⑫空港から一旦、自宅へ帰り翌日、指定の受け入れ病院へ案内します。(※3)

私どもNPOスタッフが付き添い通訳・翻訳・介護しますが、患者様が複数の場合は掛け持ちサポートとなります。 配布資料「渡航の心構えと準備」しっかり目を通してください。

※1 諸条件とは病状(余命)年齢・血液型・体格・抗体値(PRA)
※2 余命が迫っている場合は帰国せずに現地待機となります。
※3 今日まで、私どもを支援してくださる医師・各地域の議員の尽力により1名の例外もなく、臓器移植の専門医が在籍している総合病院へ案内(手配)しています。

★渡航移植に関するニュース
術後すぐ死亡…遺族が明かす海外「闇臓器移植」の実態(FRIDAY) - Yahoo!ニュース



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