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世界中で心臓移植をされた方は15年末時点で12万例を超えました。
始めての心臓移植は45年前の1967年南アフリカで行われています。
生存率は調査可能な統計では5年後の生存率は90%を超えるまでに向上されました。心臓移植に関しては新薬の開発や医療技術の進歩により以前に増して生存率は伸びる傾向にあります。
移植手術が成功した場合、退院後社会復帰、復職、復学が可能です。従来の治療では死に至るはずだった多くの方々が元気な生活を取り戻しています。

心臓移植手術の適応症
①65歳未満(状態により以上でも可能性あり)
②虚血性心筋疾患
③サルコイドーシス
④拘束型心筋症
⑤心臓弁膜症
⑥心筋炎
⑦薬剤性心筋障害
⑧心臓腫瘍
⑨検討会が承認した心臓疾患 
※ 患者様のメディカルレコード(診療情報)を渡航先の医療機関へ送信して一次判定をします。

レシピエントの条件
① 1~65歳未満
② 悪性腫瘍がないこと
③ 感染症がないこと
④ アルコールや薬物の依存症ではないこと
※詳細に付いては面談時に質疑応答します。

心臓移植費用 5800万円(予備費500万円含む)
病状によりますが原則65歳未満まで。


a)費用内訳 

手術代金4000万円、渡航費200万円、
コーディネート料金300万円、
滞在費(翻訳・通訳含む)500万円、
 雑費・諸経費300万円、予備費500万円 総合計5800万円

*米国に付いては複数の医療機関へ随時見積もりを取り寄せします。先方の
条件をそのまま提示するので患者側の希望に沿って選択なさってください。

上記には空港出発から帰国(受け入れ病院案内)までの総費用が含まれます。
追加の請求は原則ございません。

渡航計画内で帰国した場合、予備費500万円は全額返金されます。さらに政府
助成金1千万円の給付を受けられた場合の総負担金額は4300万円となります。

以下2点に該当の場合は各々追加費用500万が発生します。

①人工心臓装着者
②患者の身長145センチ以下の場合
※チャータージェット及び同行医師の手配は実費負担となります。

追加費用の発生理由は以下です。

①一般的に心臓移植の手術時間は4~5時間程度ですが、人工心臓を装着している患者の場合、手術時間は10時間前後に及びます。また、待機中の治療費は通常より多く見込まれるので加算となります。従いまして人工心臓の装着前に渡航されることを勧めます。
手術の安全性は高く術後の回復も良好です。加えて費用も節約できます。
②145センチ以下のレシピエントに適合するドナー出処は長期化(半年前後)する傾向があり
ます。待機中の滞在費及び治療費の増加見合いです。

b)費用の説明

国内にて心臓移植を実施された場合、ドナーから心臓を摘出する費用が約65万円・レシピエントへ心臓を移植する費用が約195万円の合計260万円程度です。(保険点数から算出)

上記に検査・投薬・入院・臓器搬送などの諸費用が含まれていません。それらを加算しても1100万円ほどです。※2019年臓器移植ファクトブック参照factbook2019.pdf(asas.or.jp)
<http://www.asas.or.jp/jst/pdf/factbook/factbook2019.pdf >

ドナー搬送に於いてヘリやチャーター機を使用する場合は高額となりますが、臓器搬送費用の平均値は100万円以下です。
外科医の多くは「心臓移植の総費用は1千万円前後で2千万円を超えるのは稀」と話されます。(患者の年齢に大差は生じない)

日本・米国・EU・インド・中国においても心臓移植に使用される医療器械・投薬は万国共通です。各国の物価の高低により人件費に差は生じますが医師・看護師の総労働時間を勘案した金額に諸経費の差額を加えても2千万円の違いは発生しないはずです。
費用差が発生するとすれば、それはイレギュラー代金(順番の割り込み料金)の差があるからです。他の待機患者を押しのけて臓器を獲得するための費用。すなわち関係者への謝礼金です。

私どもがお世話になっているポール博士(心臓外科の著名な第一人者)は「寄付金(研究費名目)を加算させてください」と申し訳なさそうに38万ドルを提示されました。
この加算額は物価が高くドナーの獲得競争の激しい国では数億円に達します。逆に心臓移植の実績が豊富で物価の安い国は低額となるのです。
割り込み料金は待機患者の人数・当事国の所得水準・保険制度により変わります。
心臓移植は開発途上国間でも1千万円前後の費用が生じます。

c) 新興国の状況

日本では報道されていませんが一部の国や地域では心臓や肺が移植に利用されず廃棄されるケースがあります。
その理由として手術代金(約1千万円)に加えて、さらに術後1年は別途、約300万円の検査・通院・投薬の費用が必要となります。(免疫抑制剤は高額)2年目以降は約半分の150万円程度で済みますが、この支払は生きている限り終生続きます。

日本の場合は高額療養費控除など各種の助成制度により本人負担は年間数万円の出費で済みますが、これほど手厚い公的保険制度は他国にはございません。
※免疫抑制剤の服用者は身体障碍者1級の手帳が交付されるので
医療費は基本、診察500円・薬代500円の計1千円×4~6回通院 1万円以下です。

新興国の場合、毎年150万円の出費は平均年収を大きく上回るので一般人は心臓移植や肺移植を選択することはできません。その様な事情から日本では貴重な心臓や肺が廃棄されるのです。

イスタンブール宣言(WHO)では「当事国患者の移植機会を奪う移植ツーリズムは禁止すべき」との勧告が出されています。(勧告に法的拘束力は有してない)この観点からも安全・確実に移植手術が受けられるのであれば、臓器需要が多い先進国より新興国の地方都市の方が他の待機患者へ及ぼす影響は少なく廃棄予定の未利用臓器の提供を受けられる可能性が高いです。
従って、待機時間も短く済む利点もあり、結果的に手術代金は低額で済みます。
※未利用臓器の採用は当事国の政府や関係機関の協力が得られるので正式な手続にて渡航移植が可能となります。

<後記>

現在3各国6医療機関に心臓移植の受け入れの承諾を得ています。
ドナーの出処が一番早い病院へ案内するスキームなので相談→渡航→帰国が速やかに進められます。従って費用も節約できます。

チャータージェットにてレシピエントを搬送する場合は数社に相見積もりを依頼しベストプライスを提示した先へ発注します。付き添いドクター看護師も同様です。
心臓移植は肺や肝臓移植ほど難易度は高くなく腎臓移植に次いで容易な手術と言われています。また移植後の5年後の生着率は90%を超え、今日では臓器移植の中で最も生存率の高い手術とされています。
20年前までは米国・EUが中心となり心臓移植手術をリードして参りましたが新興国の海外留学組が続々と帰国し始めてからは後進国に於いても心臓移植の経験が蓄積され飛躍的に技量が向上したのは直近10年の実績です。

心臓移植の選択は日本ではハードルは高いが諸外国では、その安全性ならび根本的治療であることから有力な選択となっています。ただし、我が国を除く先進国・新興国に於いても富裕層に限られた治療であることは事実です。
※私どもに問い合わせに見える患者さんの80%は手遅れの病状で渡航ができません。

異口同音に聞かされるのは「先月(先週)まで元気でした・・・」心臓・肺の機能は急激に悪化する事は主治医から聞かされている筈です。しかし現実化するまで放置される方が大半です。根本的な治療方法が移植しかないと判明した時点でまずは相談なさってください。早過ぎて不利益になる事は何一つございません。

令和3年1月8日(転載・配布自由)

肺移植費用 6000万円(予備費800万円含む)
両肺移植は(病状が早期)原則65歳未満まで


a) 費用内訳 

手術代金3900万円、渡航費200万円
コーディネート料金300万円
滞在費(翻訳・通訳含む)600万円
雑費・諸経費200万円、予備費800万円 総合計6000万円

a)米国に付いては複数の医療機関へ随時見積もりを取り寄せします。先方の
条件をそのまま提示します。患者側の希望に沿って選択なさってください。

b)上記には空港出発から帰国(受け入れ病院案内)までの総費用が含ま
れます。追加の請求は原則ございません。

c)渡航計画内で帰国した場合、予備費800万円は全額返金されます。政
府助成金1千万円の給付を受けられた場合の総負担金額は4200万円となります。

肺移植は最も難易度が高く国際心肺移植学会のデーター(2019年)によると手術の成
功率90%・1年の生存率80%・5年の生存率60%・10年の生存率35%となっ
ています。※術後のフォローアップを日本で受けた場合は生存率は大きく伸びます。

日本は5年75%・10年70%に達しており好成績と言えます。
対して新興国では統計及びエビデンスの不足から推測値となりますが一部の移植チー
ムを除くと1年の生存率40%・5年後の生存率は20%前後と言われています。

その様な中で一部の移植チームは日本の成績と遜色ない成績を積み上げています。
詳細は面談時に国内医療機関との関係も含めてご説明いたします。症例数・成績等を
ご確認の上、渡航の是非を判断なさってください。

病状が進むと車椅子での搭乗は不可能となりチャータージェットの手配となってしま
います。
費用のみならず手術の安全性、予後の回復など渡航のタイミングが早いほどリスクは
軽減します。

*実際問題として残念ながら相談者の80%前後の方は病状により渡航が不可とな
っています。

令和3年1月13日 (転載・配布自由)

渡航先の医療機関情報
現在3か国6医療機関へ案内しています。詳しくはお問い合わせください。

術後の入院
手術後10~12日間入院します。退院後は病院の近くのアパートメント(ホテル)に移り約1ヵ月通院治療してから帰国となります。


ご家族の宿泊も先生の許可があれば大丈夫です。(約40m2)


1人用の個室です。(約25m2)


病室と応接はカーテンで仕切られています。



渡航費の詳細
レシピエントの病状が重篤な場合はエコノミークラスの座席(6席)取り外しストレッチャー(寝台)を組みます。医師並び酸素ボンベなど医療機器の手配を含めると最大200万円の予算立てが必要となります。
当NPO法人としてはストレッチャー搬送を要する重篤な病状にある場合は渡航移植を勧めません。


病室内の応接室です。


スタンダードルームの応接室。


待機時間について
通常、成人に付いては1~3ヶ月の待機で手術が受けられますが、身長145センチ未満の場合はドナーが出処するまで半年に及ぶこともございます。

渡航先
現在、3各国6医療機関に心臓移植の受け入れの承諾を得ています。
ドナーの出処が一番早い病院へ案内するスキームなので相談→渡航→帰国が速やかに進められます。従って費用も節約できます。

現地サポーターから
ご案内する医療機関は移植を専門とする外科医の方でしたら誰もがご存じの世界的に名を馳せた医療機関です。
心臓移植の手術代金は日本と比較してかなり高額となってしまいます。これは医療費以外に関係者への謝礼金も含まれるからです。移植手術を円滑に進めるための必要経費とお考えください。

あとがき
1.レシピエントの病状が差し迫ってからではリスクが高くなってしまいます。費用計画も含めてなるべく早い段階から現地の病院と綿密な打ち合わせをすることが最も大切です。
2.渡航に際してはご家族のご理解も必要となります。面談時に同席されることが望ましいです。

肺は心臓を取り囲むように左右に一つずつあり、胸部と横隔膜に囲まれたところに位置します。重い肺の病気により肺の機能が非常に悪くなり、他の治療によっては改善が見込めないときに肺移植が行われます。移植手術の成功率は90%、1年後の生存率は79%、5年後の生存率は53%といわれていますが医療機関により生存率は大きく変わります。
移植肺が問題なく機能すれば呼吸の苦しさから解放され、普通の生活を送ることができます。

*ご案内する医療機関は心臓移植と同じ施設になります。

肺移植の適応症例
①肺気腫 ②嚢胞性線維症 ③間質性肺炎 ④突発性間質肺炎 
⑤突発性肺線維症 ⑥気管支拡張症 ⑦じん肺 ⑧アイゼンメンジャー症候群
⑨肺リンパ脈管筋腫症 ⑩肺サルコイドーシス ⑪多発性肺動静脈瘻
⑫慢性血栓梗塞症 ⑬肺高血圧症 ⑭びまん性汎細気管支炎
⑮閉塞性細気管支炎 ⑯肺好酸菌性肉芽腫症 ⑰α1アンチトリプシン欠損型肺気腫
⑱検討会が承認した進行性肺疾患
※ 患者様のメディカルレコード(診療情報)を渡航先の医療機関へ送信して一次判定をします。

術後の入院
手術後3週間前後で退院します。その後は病院の近くのアパートメント(ホテル)に移り約1ヵ月通院治療してから帰国となります。

現地サポーターから
心臓移植と対比して手術時間及び入院日数が増える分、治療費は嵩んでしまいます。
またレシピエントの病状により複合的治療が必要となる場合もございます。
※担当する外科医と綿密な打ち合わせを事前に行い渡航計画を立案いたします。

心肺同時移植は心臓と肺の双方に疾患があり心臓や肺の単体での移植が難しい重症患者さんへの移植医療です。手術は、心臓と肺を切り離さず一体のものとして行うため、気管や動静脈の切断箇所は少なく心臓や肺の単体での移植に比べると難易度は低いといわれています。心肺同時移植は世界中で約4000件行われています。

*ご案内する医療機関は心臓移植と同じ施設となります。

現地サポーターから
肺移植の場合、心臓も併せた心肺同時移植も治療方針の一つとされています。切断箇所が少ないことが縫合部分も減少することに繋がり安全性が高まるとのことです。

あとがき
レシピエントの病状が差し迫ってからではリスクが高くなってしまいます。費用計画も含めてなるべく早い段階から現地の病院と綿密な打ち合わせをすることが最も大切です。

2009年7月7日


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